ニュージーランド電気⼯事⼠免許申請について

NZで電気⼯事⼠として就労するためには、⽇本と同じく「電気⼯事⼠の免許」が必要です。
ではどうやってNZ電気⼯事⼠免許を取得するのか?というとNZの電気⼯事⼠協会(http://www.ewrb.govt.nz/)で申請をする訳ですが、⽇本で電気⼯事⼠の⽅は免許の切り替えが可能となっています。

基本的に「電気⼯事⼠免許2種」と「4年の職歴」が必要で、これがあればNZの電気⼯事⼠免許申請が可能となります。

ただ、最初からフルライセンスが貰えるという訳ではありません。最初はLimited Licenseという仮免のような免許なのです。
ですので、NZ渡航後フルライセンスにするための講習を受験しなければいけません。

受験科⽬は「Practical 1,2,3」「Theory」「Regulation」の3つとなっています。
※電気⼯事⼠免許1種の試験内容と被っているところがあるようです。
※「Theory」「Regulation」はそれぞれ講習と試験があります。

過去の試験問題をこちらからご覧いただけます。

https://www.ewrb.govt.nz/becoming-an-electrical-worker/exams-and-practical-assessments/pastexam-
papers/

フルライセンスにするためには通常、合計3科⽬パスしなければいけませんが、これがなかなか⼤変で相当勉強しなければ合格出来ないというかなり難易度が高くなっているんです。泣

が、一つ朗報としては、電気⼯事⼠免許1種を持たれている⽅は科⽬の免除が狙える可能性があります。
1種免許があれば、「Practical 1,2」「Theory」が免除となります。ということで受講しなければいけないのは「Practical 3」「Regulation」だけということになります。

まとめますと、
電気⼯事⼠2種免許の⽅は
「Practical 1,2,3」「Theory」「Regulation」を受講しなければいけません。
電気⼯事⼠1種免許の⽅は
「Practical 3」「Regulation」を受講しなければいけません。
※あくまで個別の審査になりますのでご了承ください。

少しでも負担を少なくしたい!と⾔う⽅は⽇本で1種免許まで取得されると後々楽になるので良いかもしれません。

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