様々な職種があるホテル
観光業は日本人にとって就職のチャンスがある大きな産業です。そしてホテルでの就職も日本人にとって就職出来る機会が多い産業ですね。
日本人観光客の増加資料
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http://www.tourismnewzealand.com/markets-and-stats/
ホテルにはフロントやハウスキーピングだけでなく実は様々な職業があります。
例えば、
シェフやレストランマネージャー、会計(Night Audit)もそうですね。
※Night Auditは夜の会計業務
他、大きなホテルであれば電気工事、家具修理、内装塗装、マッサージセラピストを専属で雇用しているところもあるのです。
また専門のIT担当やウエブマーケティング担当もいます。
このようにホテルには様々な職業の人が働いているのです。
まさに一つの大きな街といった感じですね。
もしあなたがシェフや会計、電気工事、IT、マッサージセラピストなどですとホテルも就職活動の対象になり得る訳ですね
そしてホテルの利点として、日本人利用者が多いので、就職し易い、という点も上げられます。
(もちろん一概には言えませんが。)
▼日本人に認められた特権ビザ
また日本人には通訳ビザとして「ジャパニーズ インタープリター ビザ」というビザが認められており、これは観光産業に携わる仕事に就く日本人に認められた特別なビザなのです。
詳しくはこちら
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NZ移民局 ジャパニーズインタープリタービザ ウエブサイト
通常、労働ビザを取得する際には現地NZ人や永住権保有者が優先になりますのでビザが却下される可能性があります。
ところが、「ジャパニーズ インタープリター ビザ」であれば認可されやすいのです。
これは日本人に認められている特権的なビザですね。
▼就職活動の方法
ではホテルへの就職についてですが、大手のホテルなどへの就職は正直難しいです。(労働ビザを保有していれば別)
というのも、大手ホテルは人事があり、人事の許可、そして予算確保、さらにゼネラルマネージャーの許可が下りるのか?
など、現場のマネージャーがOKを出してもその他の部署等の決済が必要なのです。面接から合否まで1カ月を要する場合もあります。(これは面倒ですね〜)
そしてそもそも労働ビザを持っていない人は採用しない、という方針をほとんどの大手ホテルは持っているのです。
ですので、ホテルへの就職を目指す場合は中規模のホテルが良いでしょう。
オーナーの判断で全てが決済されるところですね。(面接当日合否が分かる場合もあります)
ただ、日本食レストランへは大手ホテルであってもチャンスはあります。ホテル内にある日本食レストランはマネージャーが日本人ですし、日本食レストランですので面接アポも取れる場合があります。
事実、日本人シェフさんで大手○○ホテルの日本食レストランに就職された方もいらっしゃいます。