製鉄プラントでの電気・自動化技術をNZへ——Hさんの就職活動からビザ認可まで

日本で培った専門技術や海外プロジェクトの経験を、ニュージーランドで生かしたい。

今回ご紹介するHさんは、製鉄プラントの電気・自動化分野で約12年の経験を持つエンジニアです。当社の就職サポートを利用して現地企業との面談を進め、電気・エネルギー分野のコンサルティング会社から内定を取得。その後、就労ビザも認可され、ニュージーランドで働くための準備が整いました。

設計から試運転、プロジェクト管理までの経験

Hさんは、日本の大学院で工学の修士号を取得後、製鉄プラントなどを手がけるエンジニアリング会社で勤務されました。

電気・自動化エンジニアとして、設備の電源・制御システムの設計、PLCなどを使った制御プログラムの作成、現地での調整・試運転などを担当されていました。

その後は技術営業や開発にも携わり、さらにプロジェクトマネージャーとして、設計・調達・製作・建設・試運転までをまとめる立場も経験されています。

日本国内だけでなく、海外の顧客や取引先、現場スタッフと協力しながら、プロジェクトを進めてこられた方でした。

当社のサポートを利用し、現地で就職活動

Hさんは、ニュージーランドでの就職と将来の移住を視野に、当社へご相談くださいました。

当社では、職歴や専門技術を伝える就職活動用ウェブサイトの準備、企業へのアプローチ、面談の調整、応募先へのフォローなどをお手伝いしました。

2019年には現地へ渡航し、複数の企業と面談されました。

現地面談から、継続した話し合いへ

その中で就職につながったのが、北島のP社との出会いでした。

2019年12月、HさんはP社を訪問し、経営者や担当者と面談。ご自身の専門分野や資格、今後どのようなプロジェクトに関われるかについて話し合われました。

面談後も、ニュージーランドでの資格に関する資料を共有するなど、具体的なやり取りが続きました。

年明けには、雇用主から帰国後の予定や就職活動の状況を尋ねる連絡もありました。Hさんも、会社や面談した方々に良い印象を持っていることを伝え、次の話し合いにつなげていらっしゃいました。

一度の面談で結論が出たわけではなく、その後も連絡を取り合いながら、採用に向けた検討が進んでいきました。

就職先は、電気設計とエネルギー管理の専門会社

P社は、電気エンジニアリング、エネルギー管理、道路や公共空間の照明設計などを手がけるコンサルティング会社です。自治体や商業施設、産業分野などの顧客に技術サービスを提供しています。

電気分野では、配電設備や配電盤、モーター制御盤などの設計に加え、設備調査、仕様書の作成、工事の管理なども扱っています。

Hさんの採用に向けた書類でも、Electrical Engineerとしての職務内容が用意されました。

これまでの電気設計や制御、プロジェクト管理の経験を、ニュージーランドの仕事へつなげる機会となりました。

2020年3月、P社から内定を取得

現地面談後もやり取りを続け、2020年3月には、HさんがP社からオファーを得られました。この時期は新型コロナウイルスの影響が広がり、ニュージーランドでも通常どおりに業務や手続きを進めることが難しくなっていました。

そうした状況の中、内定後は専門のビザアドバイザーと雇用主が連絡を取りながら、就労ビザの申請準備を進めました。

積み重ねた専門経験を、新しい国での仕事へ

Hさんの就職活動は、豊富な経験があるからすぐに決まった、というものではありませんでした。

応募先の仕事内容や採用時期との違いに向き合いながら、自分の経験をどう生かせるのかを伝え、現地での面談と継続した話し合いを重ねてこられました。

さらに、内定後にはコロナ禍という予想外の状況もありましたが、雇用主や専門家と準備を進め、ビザ認可までたどり着かれました。

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