子どもたちとのNZ移住へ。度重なる困難を乗り越え、建築分野で理想の仕事に出会ったMさん

ニュージーランドでの就職活動は、内定を取得した後も、予定どおりに進むとは限りません。

今回は、建築分野の専門職として就職を目指し、お子さん2人とニュージーランドへ移住されたMさんの事例をご紹介します。

複数の内定を取得しながらも、採用の取り消しや勤務先の経営悪化に直面したMさん。それでも就職活動を続け、最終的には、ご自身の経験を生かせる理想の職場に出会うことができました。

子どもたちの将来を考え、ニュージーランドへの移住を決意

Mさんは、ニュージーランドへ移る前、海外で10年以上生活されていました。

生活は安定していましたが、子どもたちの教育や将来を考える中で、英語圏であるニュージーランドへの移住を検討するようになりました。

ただ、仕事や子育てで忙しい毎日の中、お子さん2人を連れて、初めての国へ移住するという決断には大きな不安もありました。就職活動の準備も、なかなか進められずにいたそうです。

そのような中、ビザ申請を相談していた専門家からのご紹介で、弊社の就職サポートをご利用いただくことになりました。

初めての就職活動で、10社以上から面接の依頼

Mさんは、建築関係の専門職として、これまでの経験を生かせる仕事を希望されていました。

渡航前から準備を進め、2017年にニュージーランドを訪れた際に、現地企業との面接に臨みました。

その結果、10社以上から面接の依頼があり、複数の企業から内定を取得。

ご自身の経験が現地企業に評価され、ニュージーランドで働くための具体的な道筋が見えてきました。

しかし、その後の歩みは、決して平坦ではありませんでした。

就労開始までの時間がかかり、採用が取り消しに

就職先が決まり、Mさんは一度日本へ戻って、渡航に必要な手続きが整うのを待つことになりました。

ところが、手続きに想定以上の時間がかかり、その間に雇用主側のプロジェクトが進んでしまいました。

会社からは「これ以上、就労開始を待つことが難しい」と伝えられ、採用が取り消されることになったのです。

せっかく決まった仕事を失うことは、大きなショックだったと思います。

そこで改めて就職先を検討し、以前に内定をいただいていた別の企業と話を進めることができました。その後、必要な手続きも整い、2018年にお子さん2人とニュージーランドへ移住されました。

移住後も、勤務先の事情で再び就職活動へ

ようやく現地で仕事を始めたMさんでしたが、今度は勤務先が大型案件の契約を続けて逃し、経営状況が悪化してしまいました。

次の受注まで自宅待機となり、今後の仕事の見通しが立ちにくい状況に。

Mさんからご相談をいただき、状況を整理したうえで、再び就職活動を始めることになりました。

その結果、約1か月で新たな内定を取得。 新しい職場で働くための手続きを経て、次の仕事へと進むことができました。

3つ目の職場で、ようやく理想の仕事に

新しい勤務先での仕事は、Mさんがまさに希望していた業務内容でした。

入社して間もない時期から、会社はMさんの意見や提案に耳を傾け、良いと判断したものを積極的に取り入れてくれたそうです。

これまでに培ってきた経験やスキルを生かせる環境に出会い、仕事への意欲も高まりました。

Mさんからは、次のようなご報告をいただきました。

「これぞ私がやりたかった仕事!という感じで、毎日会社に行くのが楽しみな程です。」

ニュージーランドの建築について、新しく覚えることも多かったそうですが、それも含めて、充実した日々を送られていました。

お子さんたちも現地の学校に慣れ、家族の生活も少しずつ落ち着いていきました。

約2年の道のりを支えた「一緒に頑張りましょう」

サポート開始から、安心して働ける職場に落ち着くまで、Mさんの場合は約2年かかりました。

内定は取得できても、その後に雇用主の事情で状況が変わる。移住できても、勤務先の経営が安定しているとは限らない。何度も気持ちを立て直す必要がある道のりでした。

ご本人からいただいた体験談には、打ち合わせの最後にお伝えしていた言葉が、励みになったと書かれていました。

「頑張って下さい。」ではなく、「一緒に頑張りましょう。」

就職活動で不安を感じたときに、相談しながら次の一歩を考えられること。その大切さを、私たちも改めて感じた事例です。

経験を生かせる職場に出会うまで

Mさんの事例では、建築分野での専門性が複数の企業に評価され、困難が生じた後も、新たな就職先につながりました。

一方で、内定取得だけでは、現地での生活が安定するとは限らないことも分かります。就労開始の時期や勤務先の状況など、ご本人の努力だけでは解決できない事情もありました。

その都度、状況を見直し、次の選択肢を探したMさん。最終的には、ご自身の提案が尊重され、経験を生かして働ける職場に出会うことができました。

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