ニュージーランドの企業と就職についてやり取りをしていると、途中でメールの返事が来なくなることがあります。
「会いましょうと言ってくれたのに、日時が決まらない」
「面接の日が近づいているのに、場所の確認ができない」
こうした状況になると、「もう関心がなくなったのだろうか」と不安になると思います。
もちろん、採用の見込みがなくなっている場合もあります。ただ、メールの返事が来ないという理由だけで、「面接は出来なくなった」と判断できないこともあります。
メールでは進まなかった話が、電話や携帯へのメッセージをきっかけに動き出すこともあるためです。
オーナー自身が現場に出ている会社もあります
特に小さな会社では、オーナーが採用だけを担当しているわけではありません。
電気工事会社であれば、自分も現場に出ながら、見積もり、お客様への対応、スタッフの手配などを行っていることがあります。美容室であれば、お客様の施術をしながら、お店の運営も担っているでしょう。
そのため、応募者に関心があっても、メールへの返信が後回しになってしまうことがあります。
一度読んで「後で返事をしよう」と思い、そのままになっているのかもしれません。具体的な日程を確認してから返そうとして、時間がたっている場合もあるでしょう。
応募者にとっては大切な就職活動ですが、相手は日々の業務と並行して対応しているという点も、頭に入れておくとよいと思います。
携帯へのメッセージで面談につながったケースも
これまでのサポートでも、メールで何度か連絡しても日程が決まらず、最後に携帯へメッセージを送ったことで、面談の約束ができたケースがありました。その後、内定につながったこともあります。
もしメールの返事がない段階で諦めていたら、その機会は生まれなかったかもしれません。
連絡が止まっているときは、内容を変えることより、連絡手段を変えることで話が進む場合もあります。
特に、すでに先方から「会って話しましょう」と返事をいただいている場合は、日程確認のために電話やメッセージで連絡する意味があります。
電話やメッセージでは、用件を簡潔に
電話やメッセージで連絡するときは、これまでの応募内容を最初から長く説明する必要はありません。
誰からの連絡なのか、何について確認したいのかが、すぐに分かるようにすることが大切です。
例えば、すでに面談の話が出ている場合であれば、次のような内容です。
「先日メールで面談についてご連絡した○○です。来週そちらの地域に滞在する予定ですので、お会いできる日時を確認したく、ご連絡しました」
連絡手段を変えても、返事を急がせすぎないこと
一方で、返事がないからといって、短時間に何度も電話をしたり、メールとメッセージを繰り返し送ったりするのは避けたいところです。
相手が忙しい可能性もありますし、社内で検討している場合もあります。連絡手段を変えることと、何度も催促することは、分けて考える必要があります。
先方から案内された電話番号や連絡方法があれば、それを使い、これまでのやり取りや面談予定日までの日数を踏まえて連絡するのがよいと思います。
また、明確に採用や面談を断られている場合は、その意向を尊重することも大切です。
連絡が取れた後の対応も見ておきましょう
連絡がつながれば、それだけで安心というわけでもありません。
忙しくて返信が遅くなっていたものの、その後は具体的に日程を決めてくれる会社もあります。一方で、何度連絡しても曖昧な返事だけで、話が進まないこともあります。
ビザのサポートが必要な場合は、採用後も雇用主の協力が必要になります。最初の返信の速さだけで判断するのではなく、その後、必要なことを着実に進めてくれるかにも目を向けていただきたいと思います。
メールの返事がないと、不安になり、諦めたくなることもあるでしょう。ただ、すでに前向きなお返事をいただいているのであれば、別の連絡手段で確認してみる価値はあります。





