「今、ニュージーランドで仕事は見つかりますか?」
就職を希望する方からよくいただく質問ですが、答えは希望する職種によって大きく変わります。2026年現在、全体として就職活動が簡単な状況とは言えません。その一方で、厳しい市場の中でも採用につながる可能性がある職種はあります。
事務・管理系の仕事は厳しい傾向
当社がご相談を受ける中では、いわゆる文系職、特に一般事務やオフィス業務などは、採用につなげるのが難しい傾向があります。日本での職歴が豊富でも、希望する職種での募集状況や現地の応募者との競争によって、ハードルが高くなっています。
その中でも、経理の実務経験がある方は、経験を生かせる仕事を検討できる点で強みがあります。ただし、経理経験があれば必ず採用されるわけではなく、担当してきた業務と応募先が求める経験が合うかによって見通しは変わります。
ホテルのマネージャー系の仕事も、慎重に考えたい分野です。特に大手ホテルの管理職は、当社が見ている範囲では採用につなげるのが難しい傾向があります。ホテルでの勤務を希望する場合は、小規模なホテルやロッジにも目を向けることが一つの選択肢です。
小さな宿泊施設では、マネージャー業務だけを担当するとは限りません。ハウスキーピングをはじめ、運営に必要な幅広い仕事に取り組む姿勢も大切です。役職名だけにこだわらず、実際の仕事内容を確認して考える必要があります。
技術・技能を生かせる職種には可能性も
一方、当社が見ている範囲では、電気工事、建築関連などのトレード職、美容師、シェフは、現在でも採用や内定につながる可能性がある職種です。現場で培った技術や経験を、採用側が具体的に評価できる場合があります。
ただし、**これらの職種なら必ず内定が得られるという意味ではありません。**経験した業務の内容、資格・登録の要否、勤務地、雇用条件などによって結果は異なります。
同じホスピタリティ業界でも、ホテル管理職とシェフでは仕事内容も採用の判断材料も違います。「業界全体が厳しいからシェフも難しい」「求人があるから誰でも採用される」と、ひとまとめにすることはできません。
ワーキングホリデービザを使える方は、その時期も考慮を
現在ワーキングホリデービザを持っている方、または取得を検討できる方は、そのビザを利用できる期間中に就職活動を始めることも考えてみてください。就労できる資格があることは、働き始める時期を企業と話すうえで一つの材料になります。
ただし、ワーキングホリデービザでは永続的な雇用を受けることはできません。長期的な就労を希望する場合は、別の適切なビザが必要になります。
まとめ
2026年のニュージーランドでは、文系の事務職やホテルのマネージャー系は厳しい傾向があります。ただし、経理経験を生かせる方や、小規模な宿泊施設で幅広い業務を担える方には、検討できる選択肢があります。一方、電気工事、建築関連のトレード職、美容師、シェフなどでは、経験や条件が合えば内定につながる可能性があります。
ニュージーランドで働きたいとお考えの方は、「今、仕事があるか」という全体の話だけで判断せず、ご自身が希望する職種とこれまでの経験をもとに、見通しを考えることが大切です。
当社では、お一人おひとりの職歴や希望を伺い、ニュージーランドでの就職についてご相談を承っています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2026年9月時点。職種ごとの難易度は当社の相談・サポート経験に基づく見解であり、採用やビザの取得を保証するものではありません。





