マーケティング職で内定したKさんの経験とスキル

ニュージーランドでマーケティング職を目指す方から、「日本での経験を生かして就職できますか?」というご相談をいただきます。マーケティング職は応募者の経験やスキルを比較されやすく、単に「日本でマーケティングを担当していました」だけでは強みが伝わりません。

今回は、ニュージーランドの企業からマーケティング職の内定を得たKさんの事例をご紹介します。どのような経験を積み、何を示せたのかを見ていきましょう。

15年以上のマーケティング経験

Kさんは、日本で外資系のファッション企業や家電ブランドなどに携わり、15年以上にわたってマーケティングの実務経験を積んできました。

ブランド戦略や新商品の販促だけでなく、ウェブサイト、EC、SNS、広告、広報、店頭施策まで担当領域は多岐にわたります。企画を考えるだけでなく、自ら制作や運用にも関われることが大きな強みでした。

成果を数字で説明できる

マーケティング職では、担当した業務を並べるだけでなく、「その仕事によって何が変わったのか」を示すことが重要です。

Kさんの応募書類には担当ブランドの売上、認知度、市場シェアの向上など、具体的な成果が数字まで記載していただきました。ウェブへの流入を伸ばした実績もあり、施策の立案から結果の検証まで経験していることが伝わります。

戦略と実務の両方に対応できる

Kさんのスキルは、広告やSNSの運用だけに限りません。市場や顧客を分析し、ブランドの方向性を考え、ウェブやECの改善を進め、必要なコンテンツも形にしてきました。データ分析ツール、検索施策、デザインやウェブ制作に関する知識もあります。

ニュージーランドの企業では、ひとつの業務だけを専門に担当するとは限りません。幅広い仕事に対応できることは、採用側に自分の働く姿を想像してもらう助けになります。

応募先に合わせて、自分の価値を伝えた

Kさんは、過去の経歴を伝えるだけでなく、応募先の事業を調べ、自分の経験をどう生かせるかを提案資料にまとめました。英語で仕事を進める力も備えており、職務経歴書にはIELTS 7.5のスコアが記載されています。

その結果、ニュージーランドの企業からマーケティング職の内定を得ました。

マーケティング職を目指す方へ

この事例を見て、「ここまでの経験がなければ絶対に採用されないのか」と不安になるかもしれません。同じ年数や同じ実績がすべての求人で必須というわけではありません。ただ、Kさんのような経験豊富な候補者も応募する職種です。「マーケティング経験があります」という説明だけで内定を得るのは簡単ではないでしょう。

自分が担当した仕事、その成果、応募先で生かせるスキルを、具体的に説明できることが大切です。ニュージーランドでマーケティング職を目指すなら、これまでの経験を振り返り、「何ができるか」を採用担当者に伝わる形にしておきましょう。