クレーンの経験を生かしてニュージーランドで就職。Hさんの挑戦

今回は、クレーンの操作や溶接、建設現場での経験を持つHさんの就職活動をご紹介します。

Hさんはご家族とともにニュージーランドで暮らしながら、語学学校に通い、卒業後の仕事を探していました。希望する仕事や勤務地だけでなく、ご家族の生活も考えながら就職先を選ぶ必要がありました。

幅広い経験を整理し、現地企業へ応募

Hさんには、クレーンの操作、鋼材の玉掛け、溶接など、複数の分野にまたがる実務経験がありました。就職活動では、それぞれの経験を伝えられるよう、職歴証明書や推薦状を準備しました。

応募先もクレーン関連の会社に限らず、建設、エンジニアリング、溶接などの企業へ広げました。現地企業から面接の返事が届くと、学校やアルバイトの予定と調整しながら、一社ずつ訪問しました。

面接で話が進んでも、仕事内容や給与、就労に必要な手続きが希望に合うとは限りません。Hさんも企業とのやり取りを重ね、条件を確認しながら活動を続けました。

面接を重ね、G社と出会う

その中で出会ったのが、現地のエンジニアリング企業G社です。Hさんは同社を訪問し、担当者と話を重ねました。仕事について前向きな話が進んだ後も、雇用条件や必要な講習について確認し、就職に向けて準備を進めました。

特に印象的だったのは、英語での実技講習です。Hさんは無線による英語の指示を聞きながら、玉掛けとクレーン作業に取り組みました。慣れない環境での試験でしたが、必要な講習を一つずつ終え、現場で働くための準備を整えていきました。

就労ビザを取得し、現場へ

その後、雇用に関する書類とビザの手続きが進み、2018年に就労ビザが発給されました。Hさんは現地でクレーンオペレーター兼作業員として働き、高所作業車やハーネスに関する講習も受けながら、担当できる作業を増やしていきました。

働き始めてしばらく経った頃には、現場で仕事を続けているとの近況もいただきました。後年のご連絡では、就職先で引き続き頑張っていることを知らせてくださいました。

現地で会い、必要な準備を続けること

Hさんの就職活動では、日本での経験を伝える書類の準備、企業との面接、英語での実技講習、就労に向けた手続きが、それぞれ大切な一歩になりました。

専門的な経験があっても、海外で働くまでには確認すべきことが数多くあります。Hさんはご自身の経験を生かせる企業を探し、現地で直接会い、必要な準備を積み重ねて就職につなげました。

※この記事は2017~2018年の就職事例です。資格やビザの要件は当時と現在で異なる場合があります。

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