電気系エンジニアからNZの電気工事士へ——Tさんの就職と、ご家族のレジデンスビザ取得まで

日本で仕事を続けながらニュージーランドでの就職を目指し、当社のサポートを利用されたTさん。

2018年に現地の電気工事会社から内定を取得し、南島で新生活をスタートされました。就職後も資格取得に向けた勉強と実務経験を重ね、2021年には、ご家族全員のレジデンスビザが認可されました。

今回は、就職を実現した後も努力を続け、ご家族での移住につなげられたTさんの歩みをご紹介します。

ワーホリで知ったNZの暮らしを、将来の選択肢に

Tさんは、以前ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在された経験をお持ちでした。

その際に触れた、ゆったりとした穏やかなライフスタイルに魅力を感じていらっしゃいました。

帰国後、日本で働く中で、ご自身とご家族の将来を考えるようになったといいます。特に、日常的に残業がある働き方に疑問を感じ、将来子どもができたときには、ご夫婦で仕事と育児に取り組める環境で暮らしたいという思いがありました。

日本以外でも生活できる選択肢を持ちたい。その思いから、30代でニュージーランドへの移住に挑戦されました。

日本の会社を辞めずに、就職活動を準備

Tさんが当社のサポートを選ばれた理由の一つは、日本で仕事を続けながら準備を進められることでした。

現地で希望する仕事に就けるかどうかは、移住の実現を左右する大きな問題です。就職先が決まる前に日本の仕事を辞めることには、不安もあったと思います。

Tさんは後に、日本の会社に在籍したまま活動できたことが、気持ちの余裕につながったとお話しくださいました。

当社では、ご経歴の整理から応募書類や推薦状の準備、資格に関する手続きの確認、企業との面接調整などをお手伝いしました。

現地の企業を訪問し、電気工事士として内定

Tさんは日本では電気系エンジニアとして働かれていました。後年のご本人のインタビューでは、日本の電気工事士資格は持っていたものの、現場での施工経験はありませんでした。

ニュージーランドでは、電気工事士として現場で経験を積んでいく道に挑戦されました。

2018年8月には現地の企業を訪問し、複数の面接を受けられました。その中で内定につながったのが、南島のC社です。

面接後には、雇用主からトレーニングについての説明があり、電気工事士の勉強ができる学校も紹介してもらったとご連絡をいただきました。Tさんご自身も、しっかりした会社という印象を持たれていました。

雇用条件に加え、働きながら学べる環境も確認し、同社への就職を決められました。

就職先は、地域の住宅や農場を支える電気工事会社

C社は南島で、住宅や農場の電気設備を手がける会社です。家庭向けの電気工事のほか、酪農設備や灌漑設備などにも対応しています。

地域の暮らしと農業を、電気の面から支える仕事といえるでしょう。

Tさんは同社に電気工事士として採用され、現地の作業方法を学びながら経験を積んでいくことになりました。

就労ビザが認可され勤務開始

内定後は、雇用主やビザアドバイザーと連携し、雇用契約やEWRBに関する書類の準備を進めました。当社でも、雇用主との英文メールの作成や、必要な確認をお手伝いしました。

そして2018年10月25日、Tさんから就労ビザが認可されたとの報告が届きました。

同年11月にはニュージーランドへ渡航し、オアマルでの生活と仕事が始まりました。

勤務開始後には、「言葉の壁は大きいですが、なんとかやって行けるかなぁと感じています」とご連絡をいただきました。

慣れない英語の環境で、新しい現場の仕事を覚える日々。最初からすべてが順調にできたわけではありませんが、同僚と働きながら、一歩ずつ経験を積んでいかれました。

働きながら勉強を続け、資格取得へ前進

Tさんの挑戦は、就職が決まったところで終わりではありませんでした。

その後は、ニュージーランドの電気工事士資格の取得に向け、仕事と並行して勉強を続けられました。

2020年7月には、Regulation、Practical Assessment、Theoryの試験・審査をクリアしたとのご報告がありました。必要とされていた実務経験の時間も、まもなく満たせる見込みとのことでした。

日々の仕事に取り組みながら、英語で専門分野を学び、試験を突破するのは大変なことだったと思います。その努力を伺い、当社としても大変うれしく、心強く感じました。

2021年、ご家族全員のレジデンスビザが認可

そして2021年2月、Tさんから、ご家族全員のレジデンスビザが認可されたとのご連絡をいただきました。

日本で働きながら就職活動を準備し、現地で内定を取得。就職後も仕事と勉強に取り組み、ご家族で暮らすための基盤を築いてこられました。

ご報告には、「これからがスタートだと思って、頑張っていきます!」という言葉が添えられていました。

目標を達成した喜びと、その先の生活に向けた前向きな気持ちが伝わってくるご連絡でした。

就職から、その先の暮らしまで

Tさんは後に、当社のサポートによって「希望に合った就職」ができたと、ご感想をお寄せくださいました。

しかし、その後の資格取得や、ご家族でのレジデンスビザ取得まで歩みを進められたのは、Tさんご自身とご家族が努力を続けてこられたからこそだと思います。

新しい職種への挑戦、英語での仕事、資格の勉強と、ご苦労も多かったことでしょう。レジデンスビザ取得まで、本当によく頑張られました。

これからもTさんご一家が、ニュージーランドでの暮らしを楽しみながら、充実した日々を過ごされることを願っております。

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