日本料理の経験を生かしてNZへ――ヘッドシェフとして就職したNさん

日本で培った料理の技術を生かし、ニュージーランドでの就職と家族での移住を目指したNさん。2019年に現地で就職活動を行い、日本料理レストランからヘッドシェフとして内定を取得されました。

今回は、Nさんが就職を実現し、ご家族と新しい生活を始めるまでをご紹介します。

日本で培った料理の経験を生かして

Nさんは、日本で日本料理店を営んでいた料理人です。季節の献立やふぐ料理を手がけ、魚をさばく技術もお持ちでした。

ニュージーランドでの就職に向けて、ご自身の料理やこれまでの仕事を振り返りながら準備を進められました。料理人として積み重ねてきた経験を、海外での新しい仕事につなげる挑戦です。

地方の日本料理レストランとの出会い

2019年、Nさんはニュージーランドを訪問し、現地で就職活動を行いました。

その中で出会ったのが、北島にある日本料理レストラン、Y店です。採用に向けたやり取りの中では、料理の経験だけでなく、厨房の運営についても話が進んでいきました。

Nさんも、オーナーの温かい対応にひかれ、このお店で働くことに関心を持たれていました。仕事の内容に加えて、一緒に働く方々との相性も、就職先を考えるうえで大切な要素だったように感じます。

その後、Nさんはヘッドシェフとして内定を取得。日本料理の技術を生かし、厨房を支える立場での採用となりました。

調理だけでなく、厨房全体を支える仕事

雇用契約書に記載された仕事内容には、日々の厨房運営のほか、季節の日本料理メニューの企画、会席料理や団体向けメニューの準備、原価計算、食材の発注・在庫管理などが含まれていました。

また、丸魚の下処理や仕込み、食品衛生に関する記録管理、厨房スタッフや接客責任者、経営者との連携も求められるポジションでした。

料理を作る技術に加え、お店全体を見ながら仕事を進める役割です。日本で料理店を営んできた経験を生かせる仕事内容だったのではないでしょうか。

内定から、ご家族との新生活へ

内定取得後は、渡航に向けた手続きを進め、2019年12月にはビザの認可を受けられました。

結果を待つ間は、毎日心配されていたとのことでした。就職先が決まっても、実際に渡航できるまでは落ち着かないものです。それだけに、認可のお知らせを受けた際には、私たちも嬉しく思いました。

2020年2月には、すでに現地で働き始め、ご家族との生活もスタートされていました。住まいが見つかり、お子さんの通学も始まるなど、仕事と生活の両面で少しずつ基盤を整えていかれました。

経験豊富な料理人でも、現地では新しい挑戦

働き始めてからは、日本とは料理の感覚が異なり、戸惑うこともあったそうです。毎日学びながら、新しい環境に慣れようと奮闘されていました。

日本で経験を積んできた方でも、海外では食材やお客様の好み、職場の進め方に合わせていく必要があります。これまでの技術を生かしながら、現地のやり方を学ぶ姿勢も大切なのだと思います。

Nさんは、その後も同僚と協力しながら、お店を盛り上げるために頑張っていらっしゃいました。

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