オーストラリアで培った経験を生かしてNZへ――シェフとして就職したSさん

海外で料理を学び、実務経験を積んだ後、ニュージーランドでの就職を実現したSさん。2023年に現地で複数の職場を訪問し、ご自身が「ここで働きたい」と思える職場に出会われました。

今回は、Sさんがワイナリーレストランで働き始めるまでをご紹介します。

航空業界から、海外の飲食業へ

Sさんは、日本では空港で航空貨物や手荷物を扱う仕事に約8年間携わっていました。その後、ニュージーランドやオーストラリアで、カフェ、レストラン、ホテルなどの仕事を経験されました。

接客から調理へと経験を広げ、オーストラリアのCollegeでは調理とホスピタリティについて学び、Certificate IV in Commercial CookeryとAdvanced Diploma of Hospitality Managementを取得されました。

就職活動を始めた時点では、オーストラリアのレストランでChef de Partieとして勤務。前菜、パスタ、揚げ物、ペイストリーなどの担当経験があり、仕込みや調理に加え、食材の発注補助や在庫管理にも携わっていました。

海外の厨房で、英語を使いながらチームの一員として働いてきた経験をお持ちの方です。

現地で面接を受け、自分に合う職場を探す

2023年7月、Sさんはニュージーランドで面接を受けながら、就職先を検討されました。

その中で特にひかれたのが、ワイナリーレストラン、C社でした。

面接後、Sさんは、仕事内容や一緒に働く方々の人柄、シェフとして成長できる環境、そして生活する場所としての魅力が、ご自身に合っていると感じられたそうです。その後もほかの面接を受けましたが、C社が第一候補であるというお気持ちは変わりませんでした。

採用してもらえるかどうかに加え、自分が長く働き、暮らしていきたいと思える場所かどうかを考えながら、就職先を選ばれていました。

就職先は、料理とワインを楽しめるワイナリー

C社は、ワインと食事を提供するワイナリーです。海を望む環境で季節の料理を楽しめるレストランがあり、結婚式や企業イベントなどにも対応しています。

Sさんは、こちらでシェフとして採用されました。

オーストラリアで学んだ調理の知識と、複数の厨房で積み重ねた実務経験を生かしながら、さらに成長していきたいと思える職場との出会いでした。

就労ビザを取得し、2023年11月に勤務開始

就職先を決めた後は、必要な手続きを進め、2023年10月には就労ビザの認可を受けられました。

渡航前には、働きたいと思えるところで働くのが楽しみだとおっしゃっていました。現地で実際に会い、職場の雰囲気を知ったうえで選んだからこその、期待だったのではないでしょうか。

同年11月にはニュージーランドへ渡航し、仕事をスタート。勤務開始から1週間半ほどたった頃には、同僚の方々も良い人ばかりで、環境に恵まれているとのご報告をいただきました。

まだ慣れないことも多い中で、頑張っていらっしゃるご様子でした。

島の忙しいシーズンを迎えて

2024年1月には、観光客でにぎわうワイヘケ島で、年末年始も忙しく働いていたとのお知らせをいただきました。

就職活動中に思い描いていた新しい生活が、実際の仕事と暮らしになっていったことを、私たちも嬉しく思いました。Sさんは、将来的な永住権取得も目標にしていらっしゃいました。

日本での仕事から海外の飲食業へ進み、調理を学び、実務経験を積み重ねて、ニュージーランドでの就職につなげられたSさん。新しい環境に挑戦し続け、よく頑張られました。

海外でシェフとして働くことを考えている方にとって、Sさんの歩みは、資格の取得と現場経験を積み重ねること、そして現地で自分に合う職場を見極めることの参考になるのではないでしょうか。

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