ニュージーランドで教育に関わる仕事を目指す場合、教える経験だけでなく、子どもや学生の生活を支えた経験もアピール材料になります。
今回は、英語教育、保育、留学生支援などの経験を生かし、14日間のニュージーランド滞在中に就職先を決めたMさんの事例をご紹介します。
教育と心理学を学び、幅広い現場を経験
Mさんは、日本の大学で心理学を学び、大学院では発達心理学を専攻して教育学の修士号を取得しました。日本の中学校・高校の英語の教員免許もお持ちです。
卒業後は、特別な支援が必要な子どもを対象とする施設や保育の現場などで働き、個別の支援計画や日々の活動に関わってきました。
また、保育施設での英語指導に加え、個人やグループへの英語レッスンも担当。子どもから大人まで、幅広い年齢の方を教えた経験があります。
NZでのTeacher Aideと留学生支援の経験
Mさんには、ニュージーランドの学校でTeacher Aide(教員補助)として働いた経験もありました。特別な支援が必要な生徒の授業や日常生活をサポートしていました。
さらに、日本からの留学生や学校を支えるコーディネーターとして、ニュージーランドで勤務した経験もあります。日本では、留学を希望する学生の指導や相談対応、大学や学校との連携業務にも携わっていました。
教えることに加え、学生の困りごとを理解し、学校や関係者と協力して支援できることが、Mさんの経歴の特徴です。
14日間の滞在で、複数の面談へ
就職活動では、14日間の日程でニュージーランドへ渡航しました。
滞在中は語学学校、小学校、中等教育の学校、保育施設など、複数の教育機関との面談を行いました。ご本人の報告では、複数の面談先から採用に前向きな返事をいただいています。
これらはすべて登録教員としての採用だったという意味ではなく、教育や学生支援の経験を生かせる、さまざまな仕事について話を進めた事例です。
仕事と生活の両面から、就職先を選んだ
Mさんは、仕事内容に加え、休暇中の給与の扱いや住居費なども含めて検討し、最終的にクライストチャーチの語学学校への就職を選びました。
滞在中には、就職先での研修や、実際に働くクライストチャーチへの訪問もできたとのことでした。面談だけでなく、職場や生活環境を確認できたことも、今回の滞在の大きな収穫でした。
帰国後には、14日間の日程の中で雇用主が決まり、研修や職場への訪問までできたとご報告をいただきました。
就職を経て、居住権取得へ
帰国後に就労に向けた手続きを進め、2024年1月にニュージーランドへ渡航するとのご連絡がありました。
その後、2025年3月には、前月に居住権を取得したとの嬉しいご報告をいただいています。就職活動を始めてから2年弱で目標を達成できたことへの感謝の言葉もいただきました。
教育に関わる経験を、広く振り返ってみましょう
Mさんの事例は、英語教育、保育、特別な支援が必要な子どものサポート、留学生支援など、複数の経験を生かした就職活動です。
教育に関わる仕事を目指すなら、「教科を教えた経験」だけでなく、どのような子どもや学生を支え、どのように関係者と連携してきたかも振り返ってみてください。
また、採用の可能性だけでなく、仕事内容や生活費を含めて、自分に合った働き方を考えることも大切です。Mさんは現地で面談し、職場を確認しながら、次の生活につながる選択をしていきました。

