長年の電気工事経験を生かしてNZへ――Aさん、就職から永住権・フルライセンス取得まで

今回は、日本で長年、電気工事に携わってきたAさんが、ニュージーランドで就職し、その後、永住権と現地のフルライセンスを取得された事例をご紹介します。

長年配電線工事で配電設備の新設、修繕、保守、点検を担当されていました。作業班長として、現場のマネジメントや指揮・監督を行った経験もあります。

また、若手・中堅社員への技能指導や、災害時の復旧活動にも携わっていました。職務経歴書には、25年間の無事故・無災害で表彰された実績も記載されていました。

第一種電気工事士の資格に加え、安全と施工品質を大切にしてきた長年の経験が、Aさんの強みでした。

英語への不安を抱えながら、現地面談へ

Aさんは当社のサポートを通じて就職活動を進め、2018年4月にニュージーランドを訪れました。

渡航中は、ウェリントン地域の電気工事会社S社と対面で面談しました。

面談前には、英語力について不安を感じていらっしゃいました。現場で仕事をする技術には自信がある一方、お客様と英語でやり取りすることには、まだ難しさがあるということでした。

その点も事前に伝えたうえで面談に臨み、その後、同社からジョブオファーをいただくことができました。

就職先は、住宅から商業施設まで手がける電気工事会社

S社は、ウェリントン地域で住宅や商業施設、通信設備などの工事を扱う電気工事会社です。新築工事に加え、電気設備の保守・修理なども手がけています。

Aさんは、同社で電気工事の仕事に就くことになりました。

日本で経験してきた施工や保守、安全管理などを土台に、ニュージーランドの現場で新たなキャリアを始められました。

内定後は、資格と渡航の準備を進める

内定後は、雇用主とやり取りを続けながら、就労ビザや電気工事資格に関する手続きを進められました。

2018年夏の就労開始に向けて、安全講習や現地での住まいなども準備。ご家族の渡航についても、段階を踏んで計画されていました。

仕事が決まってからも、海外で働き始めるまでには、さまざまな準備が必要です。Aさんは一つひとつ確認しながら、新生活へ向けて進んでいらっしゃいました。

働きながら、NZの資格取得に挑戦

就職後も、Aさんはニュージーランドの電気工事資格取得に取り組まれました。

日本で十分な経験があっても、現地の法規や基準を学び、必要な試験に合格する必要がありました。仕事を続けながら、実技やレギュレーションの試験に向けた準備を進められました。

2021年3月には、レギュレーションの試験に合格し、フルライセンスを申請しているとのご報告をいただきました。そして同年6月には、フルライセンスを取得されたことを確認できました。

日本での経験に、ニュージーランドでの資格と勤務経験が加わり、現地でのキャリアを着実に築いていかれました。

2021年、永住権取得のご報告

資格取得への挑戦と並行して、移住に向けた歩みも進められました。

2021年1月には、無事に永住権を取得できたとのご報告をいただきました。

コロナの影響でどうなるか心配されていたものの、順調に進んだということでした。ご家族での生活を考えるうえでも、大きな節目になったと思います。

技術を土台に、学び続けたAさん

Aさんの事例では、日本で積み重ねた電気工事の経験が、海外での就職につながりました。

その後も、現地の資格取得や英語力の向上など、次の課題に向き合っていらっしゃいました。就職して終わりではなく、働きながら学び続ける姿勢が印象的です。

Aさん、現地での就職から永住権、そしてフルライセンス取得まで、本当によく頑張られました。これまでの経験を生かした今後のご活躍と、ご家族との充実したニュージーランド生活を願っています。

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